男子バレーボールのネーションスリーグが行われている中、観客の掛け声が話題になっています。
サーブを打つ際に行われてきた「そーれ」という掛け声がなくなっていたことです。
なぜ「そーれ」がなくなったのか?
理由に関してはいくつかの意見が見つかりました。
①世界基準の応援コールへ
日本バレーボール協会は「国際試合の際には世界基準の応援コールをした方が良い」という考えもあるようです。
そのため会場の応援DJと打ち合わせの上で観客の「そーれ」コールを出させないように誘導しているのかも知れません。
②サーブの間が合わない
ジャンプサーブが主流となった今では「そーれ」というコールとサーブの間が合わず選手のやりづらさがあったのではないでしょうか。
③リテラシーの上昇
SNSでの発信が普通になりファン自体の行動が変わっていったとも考えられます。
熱心なファン同士では繋がりもあるでしょうから応援についても新たな基準が浸透していったのではないでしょうか。
選手の本音は?
選手名を伏せてアンケート調査をした記事を見つけました。
数年前から、「集中力が必要なサーブの時に、あんなにやかましくして、選手は気にならないのだろうか」と疑問に思い、ジャンプサーバーの選手たちに、名前を明かさない条件で聞いて回った。その結果、14人中一人を除いては「サーブのときは静かにしてほしい」だったのだ。
引用元:https://victorysportsnews.com/articles/5338
やはり集中してサーブを打つためには「そーれ」という掛け声は選手の負担になっていたのかもしれませんね。
SNSの反応は?
最近バレー見てなかったけどいつの間にか「そーれ」の掛け声と「ニッポンチャチャチャ」が消えてる😱
— ゆきんこ (@yukinko0443) June 4, 2024
落ち着いて見れていいけどいつから無くなったん?
全然知らんかったわ💦
テレビでバレーしてるけど、今の試合は静かに見るのね〜😮
— WAKO (@bo79223) June 4, 2024
サーブ時に観客が「そーれ」って言ったり、日本チャチャチャの時代しか知らない😂
バレーのサーブ時の「そーれ!」がないと話題になってるけど、最近はサーブ時は静かにしようという流れだったから普通に納得
— 穂乃香 (@skr78hnk) June 4, 2024
去年のVNLでは一部の観客がサーブ時に声出してた試合があったよね
それに対して苦言を呈する人結構多かった記憶
「そーれ」がなくなって驚きの声もありますが、ほとんどの人は受け入れていらっしゃいますね。
”今”の応援の仕方として納得しているような意見が見られました。
まとめ
今回調査して思ったことは、スポーツの応援もやはり時代によってさまざまな変化があるということですね。
習慣や伝統はもちろん大事ですが、それをただ守り続ければいいということではなくより良い方向しシフトしていくことが選手にとっても応援するファンにとっても気持ちの良いものになるのではないでしょうか?
これからの変化も受け入れつつバレーボール観戦を楽しんでいきましょう!