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今、韓国大統領の尹錫悦(ユンソンニョル)氏が「戒厳令」を発令した事が発端で大変なことになっています。
ネット上では、
「何をしたの?」
「よくわからないんだけど…」
「どういうこと?」
などの声が多く見受けられます。
- 韓国大統領は何をしたのか?を時系列で解説!
- 尹錫悦(ユンソンニョル)氏は今後はどうなるのか?
こちらの内容をお届けします!
韓国大統領は何をした?超わかりやすく解説!
今回は、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が何をしてどういう状況に陥っているのか?
その内容を分かりやすく解説していきます。
- 大統領が「非常戒厳」を突然発令した
- 数時間で「非常戒厳」を解除した
- 大統領にに非難が殺到した
- 「大統領」としての権限を失った
- 大統領に「拘束令状」が発行されたが……
2024年12月4日、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は「非常戒厳」という、
一般的には「戒厳令」と言われているものを突然発令したことが始まりでした。
「非常戒厳」とは、
行政や司法を軍が掌握し、政治活動や集会などを制限できる内容になっています。
発動後は言論や集会の自由などが厳しく制限されることになります。
大統領は戦時などの国家非常事態に戒厳令(非常戒厳)を宣布することができると定められています。
大統領が非常戒厳を発令した原因は、
韓国の国会が現状、野党が過半数を占めていることにあります。
その結果、大統領が出した法案や予算などが通らない状況になっていました。
そのため大統領が望む政権運営が困難になってしまい強行手段に出たとされています。
その後すぐに野党が非常厳戒の発令に対処するべく、国会の緊急招集を要請し解除を要求。
そして、国会で解除要求が決議されることになります。
そのことを受けて、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領が非常厳戒を発令してから
わずか6時間後に自ら解除しました。
軍の力を使い、無理矢理にでも国会や国民の権利を奪うような行動をしてしまった大統領に対し、
国会や国民からは非難の声が殺到してしまいました。
結果、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の弾劾訴追案が採択。
弾劾(だんがい、英: Impeachment、インピーチメント)とは、
引用:wikipedia
身分保障された官職にある者を、義務違反や非行などの事由で、
議会の訴追によって罷免し、処罰する手続き。
尹錫悦(ユンソンニョル)氏は大統領としての権限が停止されてしまいました。
内乱を首謀した容疑で大統領に拘束令状が発行され、
合同捜査本部の捜査官らが執行するために大統領公邸の敷地に入りました。
しかし、
大統領警護庁が捜索を許可をせず、現状では拘束令状を執行できていない状況です。
韓国大統領は今後どうなる?
「復帰」か「大統領選」か?
国会が大統領の弾劾を決めたことによって、尹錫悦(ユンソンニョル)氏が大統領としての権限が停止されているわけですが、
これが正しいことなのか?ということを「憲法裁判所」で審理しなければならないようです。
この審理には180日以内と定められているとのこと。
その結果で考えられることは2つあります。
- 弾劾が決定すれば、
尹錫悦(ユンソンニョル)氏は失脚し大統領選に突入 - 弾劾が棄却になれば、
尹錫悦(ユンソンニョル)氏は大統領に復帰
ということになるようです。
内乱罪で逮捕の可能性も!
国民から直接選ばれた大統領は、通常の事件ならば逮捕されるような事はほぼ無いようなのですが、
「内乱罪」となれば話は別のようです。
今回の「非常厳戒」が、国全体をひっくり返すような事態と捉えられれば、
内乱罪という極めて重大な犯罪とみなされ逮捕される可能性もあるようです。
これまで考察や可能性を述べてきましたが、最終的にどのような結果になるのかは分かりません。
今後もこの件を慎重に見守っていく必要がありそうですね。
【まとめ】
【時系列】韓国大統領は何をした?超わかりやすくまとめて解説!
いかがでしたでしょうか?
今回は、韓国の大統領が起こした「非常戒厳」をめぐる件についてリサーチしました。
時系列で今まで起きたことの詳しい説明と、今後どうなってしまうのか?ということも考察してお伝えできました。
今後も新たな情報がありましたら記事にしていこうと思います!