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「紀州のドンファン」と呼ばれた資産家の野崎幸助さん(当時77)をが亡くなった事件で、
元妻・須藤早貴さん(28)に無罪判決が言い渡されました。
ネット上では、
「遺産はどうなるの?」
「この人遺産もらえるってこと?」
「10億円以上あるんだっけ?」
などの声が多く見受けられました。
- 紀州のドンファンの遺産の行方はどうなる?遺書は?
- 元妻は遺産を相続できる?
こちらの内容を徹底リサーチしてお届けします!
紀州のドンファンの遺産はどうなる?

遺書の内容は?
亡くなった野崎幸助さんは、自分の財産に関する意思を遺書に残していました。
そこに書かれていた内容は、
”全財産を和歌山県田辺市に寄付する”
といったものでした。

遺書は有効?
野崎さんの死後、彼の実の兄弟たち(親族側)が、遺言書の無効を求めて提訴しています。
自分たち(親族)が野崎さんの莫大な遺産をもらう権利があるという主張です。
提訴した理由としては、
- 遺書の筆跡が野崎さんのものではない
- 実印は会社の事務所にあったため本人でなくても推す事ができた
- 田辺市に全財産を寄付するといった意思を(親族に)表明した事がない
- 遺言書の内容が不自然
しかし裁判所は、
”野崎さんの筆跡とみて相違ない”
と判断し、この遺言書が要件を満たしており「有効」という判決になりました。
となると、
元妻の須藤早貴さんは遺産は1円も貰えないのでしょうか。
紀州のドンファン遺産は元妻が相続できる?

本来、野崎さんの遺書通りであれば元妻や親族に遺産が渡ることはありません。
しかし、遺産相続には「遺留分」というものがあります。
遺留分とは、
引用:佐原税理士事務所
亡くなった人の兄弟姉妹以外の法定相続人に最低限保証された遺産の割合で、
遺言書でも奪うことができません。
相続財産全体の割合は相続人によって異なり、直系尊属のみが相続人となる場合は3分の1、
それ以外の人(兄弟姉妹を除く)が相続人となる場合は2分の1が遺留分となります。
つまり、
兄弟姉妹以外の相続人である元妻・須藤早貴さんは遺産の半分を「遺留分」として主張できることになります!
仮に遺産が10億円だとすると、半分の5億円を受け取れることになりますね。
そうなれば、
実際には、野崎さんの遺産は13億円を超えるとも言われていますので、
それ以上のお金を手にする事ができる可能性はあります。
今後、何十年も不自由なく生活するには十分すぎるお金なのではないでしょうか。
【まとめ】
紀州のドンファンの遺産はどうなる?無罪元妻が13億の相続確定?
井岡がでしたでしょうか?
今回は、「紀州のドンファン」と言われた資産家の遺産についてリサーチしました。
遺書の内容や有効性、そして元妻が相続できるのか?についても詳しくお伝えする事ができました。
今後、新たな情報がありましたら追記や新記事にしていきたいと思います!